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建築積算教育にBIM/広工大が演習に初採用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【日積サーベイ・ヘリオスアカデミック版導入/コスト理解できる人材育てたい/広島工業大学大学院工学系研究科環境学専攻・環境学部/建築デザイン学科主任教授 杉田 洋氏に聞く】
広島工業大学(広島市、鶴衛学長)の環境学部建築デザイン学科は、BIMと連携した建築積算演習を日本で初めて授業に取り入れる。新たに作成された日積サーベイの積算ソフト『HEΛIOΣ(ヘリオス)』のアカデミック版を導入し、3年生を対象にことしの後期(9月)から演習をスタートさせる。同学科の杉田洋主任教授は「建築のプロとして一番大切なのはコストの感覚だ」と言い切る。
「自分が描いた図面にいくらのコストがかかっているのかという教育は日本中どこもやっていないと思う。このソフトを使えばそれが実現できる」と、新たな試みの背景にはデジタルデザインに関する知識やスキルを高めながら、建築生産の中でコストを理解できる人材を育てたいという強い思いがある。
建築デザイン学科は2016年4月、当時の環境学部の環境デザイン学科を再編し創設された。その柱の1つとして、建築系の学科では専門とする研究室が少ないと言われているデジタルデザインを取り入れ、「BIM実習」など新たな時代の建築教育を展開している。
残り50%掲載日: 2018年2月9日 | presented by 建設通信新聞