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  • 建設業は死亡154人/墜落・転落が36%/1-8月労災速報

     厚生労働省が18日にまとめた2020年1-8月の労働災害発生状況(速報、9月7日時点)によると、建設業の死亡者数は、前年同期比0.6%減(1人減)の154人となった。また、建設業の休業4日以上の死傷者数は8311人で1.8%減(153人減)だった。

     

     死亡者数の業種別は土木が66人、建築が53人、そのほかが35人。月別では1月22人、2月23人、3月25人、4月22人、5月16人、6月16人、7月16人、8月14人。都道府県別では千葉が10人、福島と兵庫が各8人、北海道、埼玉、東京、愛知が各7人となっている。

     

     事故別では「墜落・転落」が54人で建設業の36.0%を占める。「交通事故(道路)」は23人だった。前年同期と比べ、「墜落・転落」は8人、「崩壊・倒壊」が6人それぞれ減っているものの、「交通事故(道路)」が8人増えている。

     

     また、建設業の死傷者事故別人数は、「墜落・転落」が2656人と最も多く、死傷者数の31.9%を占める。「はさまれ・巻き込まれ」は947人、「転倒」が895人、「飛来・落下」が796人、「切れ・こすれ」が729人などとなっている。前年同期と比べ、「墜落・転落」は240人減っているものの、「動作の反動・無理な動作」が63人増えている。

     

     18-22年の5年間を計画期間とする第13次労働災害防止計画(13次防)では、建設業を引き続き重点業種に位置付け、建設業の「死亡者数を17年と比較して22年までに15%以上減少」との目標を設定している。現時点を17年同期と比べると17.2%の減少となっている。

     

     20年1-8月の全産業の死亡者数は442人で、9.1%減(44人減)だった。死傷者数は、0.2%減(159人減)の6万8870人となっている。

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    掲載日: 2020年9月23日 | presented by 建設通信新聞

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