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小松マテーレ小松市/携帯用太陽光シート開発/非常用電源に活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>小松マテーレと石川県小松市は、携帯用の太陽光シート「METALBY(メタルビー)」を共同開発した。超軽量で巻いて持ち運びができ、天候や方角を問わず発電が可能。災害時などの非常用電源のほか、ファン付き作業服などにも利用できる。シートを活用した関連商品を10月にも販売開始する。
両者が18日、小松市役所で発表した。同社では3年前からFWAVE社(東京都千代田区)の太陽光セルを使って太陽光シートの開発に乗り出していた。市が木場潟で運航する流し舟の電源として同社の太陽光シートを採用したのを機に、両者が連携し、多用途に展開できるシートの開発を進めていた。
シートには不織布ではなくニット系生地にアモルファスセルを採用。巻きくせが残らないのが特長だ。長さ910mm、幅460mmのユニット(8セル)で最大出力20ワット、USB端子で直接充電できる。
同日の発表会で和田愼司市長は「今後、市としても避難所などに備えつけたい」との考えを示し、中山賢一会長は「今後もシートの柔軟性を研究し、ウェアラブルの多様な可能性が追求したい」と話した。
この日は、シートを使った商品としてファン付き作業服を始め、サンシェード、携帯ファン付きのパラソル、バッグに取り外しできるタイプなどが紹介された。同社では今後詳細を詰めるが、2セルの1ユニットを8000円程度で販売開始を検討している。
残り50%掲載日: 2020年9月23日 | presented by 建設通信新聞