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風力発電施工/タワークレーン初適用/鹿島 狭小地での設置に成功
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鹿島は、風力発電設備の施工に当たって風車用タワークレーンを国内で初めて適用し、狭小地での大型風車の施工に成功した。今後の風車設備のさらなる大型化などに対応する。
風力発電設備の風車は、発電量を増強するため、風車のハブの位置をより高く、羽根の直径をより大きくする傾向にある。一方で施工場所は、これまで開発が認められなかった国有林・保安林を含む山岳地が増え、開発面積や造成土量の縮減が求められている。
今回、いちごECOエナジーが発注した「いちご米沢板谷ECO発電所建設工事」(山形県米沢市)で、北川鉄工所が製造してTAリフト(東光電気工事とアチハの合弁会社)が所有する風車用タワークレーンを適用し、2メガワットクラスの風車を4基設置した。工期は2018年9月から21年1まで月。
クレーンは最大作業高さ150m、 最大吊上げ荷重140tで、 従来、施工に使ってきた移動式クレーンと比べ、作業半径を半分以下に抑えられる。 これまでは、 部材を分割して揚重し、高所で組み立てていた。 タワークレーンを使うことでタワーや駆動部のナセル、 羽根といった重い部材をユニット化して揚重でき、 安全性が向上する。
残り50%掲載日: 2020年9月24日 | presented by 建設通信新聞