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大和ハウスとオートデスク/DXの取組み加速/新たな戦略的連携で覚書
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大和ハウス工業とオートデスクは9月30日、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを加速させるため、新たな戦略的連携に関するMOU(覚書)を交わした。大和ハウス工業がオートデスクの支援のもと、「建築の工業化」を次世代に向けて変革させるとともに、BIMを基盤としたさらなる生産性の向上とデジタル技術の活用に取り組む。
MOUは「次世代の工業化建築への協業」「自動設計、画像認識、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)などの先端技術の開発」「電子契約、ペーパーレス化などの業務プロセス改善」「テレワークなど未来の働き方の構築」「デジタル人財、グローバル人財の育成」「先進的グローバル企業との交流」の6項目を柱に据えた。期間は2年間。
次世代の工業化建築への協業については、オートデスクはDfMA(製造・組立のための設計)とIC(工業化建設)の手法を大和ハウス工業の設計から製造に対して適用するとともに、テクノロジーを下支えすることによって実現を後押しする。
両社は、2018年8月31日にBIM化を進めるために、戦略的連携に関するMOUを交わしている。大和ハウス工業のBIMの基盤づくり、DXに向けてのデジタル基盤を整備するとともに、先進的なグローバル企業との交流支援やロボット活用、AI、施工分野でのBIM活用、BIMのクラウド戦略を中心に協力してきた。
同日、オンラインにより記者会見した大和ハウス工業の南川陽信上席執行役員建設デジタル推進担当は「デジタル技術の一層の活用に向けて、戦略的パートナーシップの更新を決めた。これからも大和ハウス工業とオートデスクが先端技術の活用に向けて協業していきたい」とし、オートデスクのルー・グレスパンアジアパシフィックアカウント営業本部シニアディレクターは「次の段階に大和ハウス工業とともに進んでいくことができる。両社の協力により、デジタル建設を今後も進めていければと思っている」と述べた。
残り50%掲載日: 2020年10月1日 | presented by 建設通信新聞