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日立ソリューションズ/建機の接近、スマホで通知/生産性と安全性向上支援
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立ソリューションズは、スマートフォンやセンサー、タグなどのIoT(モノのインターネット)機器を活用し、作業員や建設機械の位置情報を可視化することで、作業員の安全管理や建設機械の位置を迅速に把握し、建設現場の生産性と安全性向上を支援する「GeoMation 建築・土木業向けスマートインフラソリューション」を提供する。足元ではIT活用が進むものの、現場ごとに環境や電力設備、予算が異なり、IoT機器の選択や利用、データ収集・分析に豊富な経験をもつIT技術者のノウハウが必要となっており、こうした課題を解決すべく、社会インフラや製造業で実績のある利便性の高いシステムを建設業向けに提供する。
「GeoMation 建築・土木業向けスマートインフラソリューション」は、作業員や建設機械に搭載したスマートフォンにより位置情報を収集し、作業員に建設機械の接近を通知する。また危険エリアを登録することで、作業員の危険エリアへの侵入検知も可能。収集した位置情報は活動軌跡として記録されるため、作業員の作業実績管理や業務効率化の分析にも生かせる。
JVによる複数の企業が参加する現場や、作業区画の変更が多い現場、衛星測位システム(GNSS)の電波が届かないビル建設やトンネル工事などの現場の作業員の位置を把握し、工事現場への入退場管理から安全管理、避難指示などを支援することもできる。建設機械や工事道具の位置把握にも転用でき、稼働率向上や工事道具の紛失防止にも役立つ。
加えて、ドローンで盛土や建設資材の航空写真を撮影し、3次元データを元に体積測定し、時系列で体積量の変化を管理することも可能。土木現場の作業員が危険な場所に行くことなく、効率的に盛土や建設資材の体積を測定できる。
同社は今後、順次メニューを拡大するとともに、IoT機器から収集する位置情報の利活用を支援するクラウドサービス「GeoMation 空間情報IoTプラットフォーム」上で必要なシステムをすぐに使えたり、さまざまなデータを統合的に管理・分析し、有効活用できる仕組みづくりを進める。2020年度には「GeoMation」で年間150億円の売り上げを目指すとしている。
残り50%掲載日: 2018年2月14日 | presented by 建設通信新聞