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富山建協、女子大生と女性技術者が意見交換/率直討論で理解深まる/「昔ほど固定概念ない」
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>富山県内の女子大生と建設企業の女性技術者の意見交換会が1日、富山市内で行われた。
建設業への女性の入職・定着の促進を目的とした県事業を県建設業協会が受託して行った。参加したのは富山大都市デザイン学部都市・交通デザイン学科に在籍する1-3年の女子大生19人。企業からは協会加盟の7社から8人の女性技術者が出席した。最初に女性技術者がそれぞれの仕事内容や日常生活などを紹介するとともに建設業界に就職した理由やきっかけ、現在の仕事に対する思いなどを話した。
その後、3グループに分かれ意見交換した。学生らは女性にとっての現場の就労環境の課題や具体的な仕事内容、建設業で働く女性技術者ならではの強みなどについて質問した。
討論終了後、各グループの代表学生が感想を発表。「土木の魅力や悪いところ、楽しいところなどいろいろな話を率直に話していただき、土木っていいなと思った」「男社会といわれる建設業だが、女性はコミュニケーションや書類整理などの能力に強みを持って会社に貢献していることがわかり、取っつきにくさがなくなり、理解が深まった」「建設業で仕事のやりがいを感じるのは仕事を任されたときであり、仕事でつくったものが残っていくことだという言葉が印象的だった」などと総括していた。
学生と意見を交わした女性技術者からは「(若い女性と)身近に話をすることがないので、建設業のことを知ってもらえて、自分にとっても良い経験になった」「いまの学生は建設業に対し、昔ほど凝り固まったイメージを抱いていないということをとても感じた」などと話した。
出席した女性技術者は次の8人(敬称略)。
新井梨香(中越興業)、金塚歩美(射水建設興業)、金内璃子(射水工業)、呉智恵(安達建設)、高見るみ子(岡部)、筒井恵(朝日建設)、宮内梨佳(大高建設)、吉村果恵(同)。
残り50%掲載日: 2020年10月5日 | presented by 建設通信新聞