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ベトナムにおける教育訓練・試験のスケジュール/建設分野の特定技能外国人受入
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【ベトナムで訓練生募集/2021年11月から就労可能/国交省】
国土交通省は、建設分野での特定技能による外国人材受け入れについて、ベトナムでの教育訓練と試験のスケジュールを明らかにした。鉄筋や型枠など8職種で計205人を定員とし、5日から同国で訓練生の募集を開始。8カ月程度の技能訓練や日本語教育を経て、最速で2021年7月にも受入企業とマッチングを始め、同年11月から就労を開始できる。技能評価試験を通過した外国人材は、正式な日本式施工の訓練を受け、基本的な日本語の理解も担保されることから、「質の高い人材が見込まれる」(不動産・建設経済局国際市場課)など、即戦力としての期待が高い。
ベトナムでの教育訓練・試験のスケジュールは、応募してきた訓練生に対し11月から21年1月にかけて実施する基礎レベル(N5相当)の日本教育の合格者が、各職種の技能訓練と実践レベル(N4相当)の日本語教育に進む。
鉄筋施工、鉄筋継手、コンクリート圧送の3職種は同2月から技能訓練を始め、技能試験合格後、実践レベルの日本語教育に移る。型枠施工、左官、建設機械施工、土工、内装仕上げの5職種は実践レベルの日本語教育を先行して実施後、技能訓練する。技能試験と日本語試験に両方合格すれば、受入企業とのマッチングや雇用契約の段階に入る。各職種とも実践レベルの日本語試験に不合格だった訓練生には再教育し、合格次第順次、受入企業とのマッチングに進む。
特定技能外国人の受け入れに関する技能評価試験などを担当する建設技能人材機構(JAC)では、今回の募集に続く、第2次の求人募集を開始した。今回の8職種以外の職種も対象とし、受け入れを希望する企業からの求人を募る。JACに未加盟でも求人が可能で、電話(03-6453-0220)で相談を受け付ける。
残り50%掲載日: 2020年10月6日 | presented by 建設通信新聞