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「JACIC“i-Con”チャレンジ戦略」改訂/ICT基盤と調達関連基本に/1ID、パスワードで21年度提供
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設情報総合センター(JACIC)は、「JACIC“i-Con”チャレンジ戦略」を1日付で改訂した。現在のJACICクラウドで提供しているサービス体系を見直し、「ICTプラットフォーム」と「公共調達関連サービス」を基本的サービスとすることを明確化した。ルーム機能など建設プロセス関連サービスはオプション機能として展開する。2021年度から新体系でのサービスの提供を図る。
具体的には、公共調達関連サービスとして、コリンズ・テクリスや積算システムなど、JACICのさまざまな公共調達プロセス関連サービスを1つのIDとパスワードで利用できる「シングルサインオン」を導入し、手続きを簡素化する。JACICクラウド用の新たなIDとパスワードで運用するが、コリンズ・テクリスは23年度まで、移行期間として従来のIDとパスワードを継続利用する。
また、コリンズ・テクリスに登録されているデータを使って「平準化率データ提供サービス」を構築し、発注の平準化に役立つデータ(月ごとの件数、金額)などを提供する。
さらに「発注情報の共有サービス」の構築を想定している。JACICクラウドを活用し、工事や業務の発注関係資料などの閲覧をウェブ上で申請、閲覧する仕組みを検討する。
建設プロセス関連では、発注者が3次元管内図(統合モデル)を継続的に利用し、JACICクラウドのルームにおいて、3次元モデルや映像を見ながら、平常時だけでなく災害時にも会議を行えるようにする。
一方、災害時の情報共有では、ライブ映像や地図、3次元モデルなど多岐にわたる情報を関係者間で共有し、画面上で表現できるようにする。
残り50%掲載日: 2020年10月7日 | presented by 建設通信新聞