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  • 四電工ら/建築設備CAD新バージョン/Revitとデータ互換/BIMモデル形状を再現

     四電工と富士通四国インフォテックは、建築設備CAD「CADEWA(キャデワ) Smart」の新バージョン「V2.0」を今秋に市場投入する。オートデスクのソフト「Revit」とのダイレクト連携などBIM対応強化と、不整合個所を自動チェックする賢さの2つが大きな特長だ。建設業界の課題となっている時間短縮と品質向上に大きく貢献する。

     

     CADEWA SmartV2.0は、BIMによるプロセス最適化を支援する機能として、大手建設会社を中心に利用実績を伸ばすオートデスクのRevitとのデータ互換を実現した。Revit上の各モデルの3次元形状と属性情報をダイレクトに読み込み、CADEWA Smart上で形状を再現する。Revitを別途用意する必要がなく、コスト面のメリットも大きい。

     

    3820V2.0の画面イメージ

     

     さらに2次元建築図の建築部材化機能を搭載。オートデスクの「AUTO CAD」のほか、無料ソフト「Jw-CAD」で作成した2次元の建築図をワンタッチで3次元に立体化できる。その際、サイズや高さ、壁厚などを指定して建築部材化することで、配管と壁の干渉など設備の納まりが確認できる。

     

     V2.0では、CADEWAシリーズの特長である賢さを強化した。 “べからず工事”と呼ばれる誤った施工方法などを警告するもので、▽梁貫通スリーブの大きさ▽空調の吹出口と感知器の距離--など62項目におよぶ。図面作成時に間違いに気づくため、施工時の手戻りが減るほか若手社員の技能習得にも役立つ。

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    掲載日: 2020年10月8日 | presented by 建設通信新聞

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