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市街地現場など課題/ICT導入/東京都技術会議
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>東京都技術会議では、東京農業先進技術活用プロジェクトの議論で、各局がICT導入について意見交換した。建設局の西倉鉄也局長は「17年度のICT対象工事57件のうち、実際には3件ほどしか手が挙がらなかった。市街地の現場が多く、ビルによりGPS(全地球測位システム)などの電波が届きにくいという課題がある」と指摘した。
港湾局の小野恭一技監は、15年度の試験的導入事例を紹介した上で、「補助作業員がいらなくなり、安全性や施工性が向上した。熟練オペレーターが不足する中、必要な品質を得られる」とメリットを語った。当時は「品質管理の基準が整っていないことや、割高のため小規模工事に使いにくい」といった問題があったが、現在は局全体で検討を進め、浚渫の工事などの活用も視野に入れている。
下水道局の渡辺志津男局長は「ポンプ場、水再生センターの設計でBIM・CIMを試行的に進める。若手職員が増え、ベテラン職員が見る状況と同じ仕事を求めるのは難しい。都としても国土交通省のBIM・CIMガイドラインの検討委員会に参画して、情報を収集したい」と話した。
残り50%掲載日: 2018年2月15日 | presented by 建設通信新聞