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システム連携へ全体見取図/ドローンなど3分野提案/経産省のデジタル市場基盤整備会議
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>経済産業省は、「Society5.0の実現に向けたデジタル市場基盤整備会議」を立ち上げた。16日の初会合で梶山弘志経済産業相は、業種や省庁ごとに縦割りでデジタルインフラが整備されてきた結果、システム同士がつながらない状況になっていると問題点を指摘。システムをつなげるためには全体の見取り図となる「デジタルアーキテクチャ」が重要とし、その設計に取り組むべき分野にドローン・自立移動ロボットが活用されるシステムなど3分野を提案した。
梶山経産相は、デジタルアーキテクチャの設計が必要な分野に、「ヒト・モノ・情報の流れがダイナミックに最適化されるシステム」「設計や運用の際に全体の安全性が確保されるシステム」の2分野も提案した。社会全体のデジタル化に合わせて、中心的なプレイヤーである民間企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要と説き、企業の行動変容を促すために必要な取り組みについても議論を呼び掛けた。
平井卓也デジタル改革担当相も「デジタルの一番の強みはつながることなのに、肝心なことがつながっていない」と、既存のデジタルインフラがバラバラな状態にあることを問題視した。また、国民が納得した上でデジタル化に取り組めるように、Society5.0の定義を見直す考えを示した。
経産省は、多くの民間企業がDXを実現する準備さえ整っていないと説明し、企業の内面への働き掛けと環境整備の両面から取り組みを進めることでDXを促す方向性を提示した。
残り50%掲載日: 2020年10月19日 | presented by 建設通信新聞