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既設覆工コンクリ/切削と内巻きで再構築/鴻池組が新工法安全・高速施工を実現
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鴻池組とカヤバシステムマシナリー(東京都港区)、岐阜工業(岐阜県瑞穂市)、流機エンジニアリング(東京都港区)は、土木研究所と共同で、新しい切削・内巻工法となる「Reライニング工法」を開発した。一般車が通行可能な道路において、大規模な山岳トンネル覆工コンクリートの打ち替えや補強を安全で高速に施工できる。主要機械の基本設計が完了し、実用化のめどが立ったことから、鴻池組では今後、同工法を積極的に提案していく。
Re(リ)ライニング工法は、 「切削」と「内巻き」の2ステップで構成。移動式プロテクター上部の前方部で切削機を使用して老朽化した既設覆工コンクリートを15-30cmの厚さで切削、除去し、その後、 後方部で切削した部分にセントル型枠を使ってコンクリートを打設して内巻覆工を構築する。1日当たりの施工長さは5.25mを見込む。
切削後に防水シートを敷設することで、従来の矢板工法で建設されたトンネルを防水機能を持った覆工コンクリートのトンネルとしてリニューアルできる。切削だけや覆工コンクリート打設だけの施工にも対応している。
残り50%掲載日: 2020年10月23日 | presented by 建設通信新聞