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  • アムニモ/保守、堅牢性が向上/工事現場など監視カメラ向けゲートウェイ

     アムニモは、工事現場・工場・踏切・河川の監視カメラなど向けに、安定的・低コストなエッジコンピューティングを実現するゲートウェイ「Edge Gateway amnimo Gシリーズ AG10」の受注を始めた。出荷は11月中旬を予定する。

     

     監視カメラシステムにおけるこれまでの課題について、21日の会見で中林千春CDOは「映像データの容量が大きく、リアルタイムで通信していると通信・保管コストが高いが、リアルタイム通信をせずに各端末のSDカードに録画すると、データ書き込み回数が多すぎてSDカードの耐久性に不安がある。通信や電源が不安定な環境で使いにくい。記録から特定の映像を探しにくい」と説明した。

     

     同製品の仕様について小嶋修IoTエッジビジネス事業部事業部長は「映像データ書き込み回数を減らし耐久性を上げた。アラートが出た時刻の前後など必要なところだけを容易に遠隔操作でクラウドにアップロードできるので、データの通信・保管コストや映像を探す手間を減らせる」と述べた。

     

     通信や電源が不安定な環境への対応は「PoE給電により、機器が停止しても遠隔で検知・再起動できる。電源が不安定で瞬停が起きても、インバーター回路と短時間バックアップ電源で機器を保護する。4つまでSIMを装着できるので、災害で1つのSIMの基地局が使用不能になっても、数十秒で別のSIMに切り替えられる」(小嶋事業部長)と説明した。

     

     そのほか、設置後のファームウェア更新、設定内容の変更、トラブル解析のためのログ収集、故障交換のためのデータの引き継ぎ作業を遠隔で可能とし保守性を高めた。

     

     野外使用を想定し、60度からマイナス20度の暑さ・寒さ、直射日光にさらされた時の動作に対応する。

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    掲載日: 2020年10月23日 | presented by 建設通信新聞

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