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神奈川が最多20回/関東甲信9都県熱中症アラート試行/環境省、気象庁
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>環境省と気象庁は、2021年度の本格運用に先駆け、7-10月に関東甲信9都県で試行した熱中症警戒アラートの結果をまとめた。発表基準の暑さ指数(WBGT)33度を超え、アラートが発表された回数は、最多が神奈川県の20回だった。熱中症による搬送者が大量に発生した日の多くでアラートを発表していたことから、発表基準は妥当と判断し、21年度は試行とおおむね同じ運用方法で全国展開する。
「熱中症予防対策に資する効果的な情報発信に関する検討会」の第3回会合に、結果を報告した。
熱中症警戒アラートは、熱中症への警戒を両省庁が共同で国民に呼び掛ける新たな情報発信の仕組み。試行は、熱中症の危険性が極めて高まるWBGT33度を超えると予想される場合、前日午後5時と当日午前5時にアラートを都県別に発表する方法で運用した。合わせて、涼しい屋内への移動やこまめな休憩、水分・塩分の補給など、熱中症予防行動の実践を呼び掛けた。
試行の都県別発表回数は神奈川県のほか、千葉県18回、東京都17回、茨城県15回、群馬県14回、栃木県12回、埼玉県11回、山梨県10回、長野県5回だった。梅雨期から初夏にかけて低温だった影響で7月に発表した都県はゼロだったものの、高温へ転じた8月に大きく伸び、結果として多い都県で20回程度、少ない都県で10回未満との当初見込みと同程度の発表回数となっている。
残り50%掲載日: 2020年10月27日 | presented by 建設通信新聞