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  • 13ヵ月連続の減少/民間は17ヵ月ぶり増加/国交省の8月工事受注動態

     国土交通省は、8月の建設工事受注動態統計調査報告をまとめた。全体の受注高は前年同月比4.2%減の6兆0602億円で、13カ月連続の減少となった。不動産業の大型複合施設など大規模物件が寄与したことにより民間受注は17カ月ぶりの増加に転じたが、小規模工事を中心とした受注の落ち込みは変わらず、全体として減少が継続している。

     

     受注高を業種別でみると、総合工事業が2.5%増の3兆6668億円、職別工事業が7.5%減の8167億円、設備工事業が15.5%減の1兆5768億円。

     

     元下別では、元請受注高が0.6%減の4兆0628億円、下請受注高が10.8%減の1兆9974億円だった。元請受注高を発注者別にみると、公共機関からの受注は4.4%減の1兆3259億円で、7カ月ぶりの減少。民間などからの受注は1.4%増の2兆7369億円で、17カ月ぶりに増加に転じた。

     

     公共機関からの受注のうち、1件500万円以上の受注工事額は5.4%減の1兆2543億円。内訳は、国の機関からの受注が0.6%減の3860億円、地方の機関からが7.3%減の8683億円だった。

     

     民間などからの受注は、1件5億円以上の建築・建築設備工事が28.0%増の6360億円。主な発注者の状況は、不動産業が62.7%増の3475億円、製造業が10.8%減の706億円となっている。工事種類別では「住宅」の受注工事額が多かった。

     

     1件500万円以上の土木・機械装置等工事は、16.1%減の4657億円だった。

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    掲載日: 2020年10月28日 | presented by 建設通信新聞

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