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大林組/スマホ使い地形計測/災復向けに本支店へ装備
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大林組は、地形を素早く計測できるスマートフォン用アプリ「スマホdeサーベイ」を開発した。赤外線センサー搭載のスマホを使うことで、その場で点群の3次元地形データを簡単に取得でき、作業時間はトータルステーションに比べて9割以上も短縮する。本・支店に1、2台配布し、災害復旧などの緊急時ツールとして活用する。
土砂災害などの復旧作業では、現状把握が必要となり、迅速な地形測量が求められる。通常はトータルステーションを使うが、測量結果を持ち帰り、パソコンで座標計算し、図面化した上で地形を割り出すため、作業時間もかかってしまう。
このアプリを使えば、画面を見ながら現地を歩くだけで簡単に地形を計測でき、10cm以下の小さな起伏もとらえ、最大で約500㎡の範囲の3次元地形データを取得可能だ。ガイド線の表示機能を使って歩くことで簡単に断面の測量も可能だ。
同社は災害復旧用に使うとともに、建物内部の測量や建築物のリニューアル工事にも利用する計画だ。スマホからメールで点群データやCADデータを送信すれば、工事に伴う搬出土量の計算なども行うことができるという。
残り50%掲載日: 2018年2月21日 | presented by 建設通信新聞