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  • 日綜産業 プラワンガード設置現場公開/ENEOS潤滑油装置修繕に採用

    【設置日数 半分まで短縮実現】

     

     日綜産業は11日、ENEOS根岸製油所(横浜市)の潤滑油装置修繕工事に採用された同社単管足場用伸縮手すり「プラワンガード」の設置現場を公開した。発注者のENEOS、施工の明星工業などが協力した。協力会社の大隅機設(川崎市)が巨大な装置の4方に(1面当たり高さ22m、幅9m)足場を取り付けた。根岸製油所では、過去にもプラント内部補修で同手すりを使用した実績はあるものの、今回ほど大規模なものは初めて。

     

     ENEOS根岸製油所の鈴木大太郎工務副所長は、手すりと幅木が一体で、 部品が少なく取り付けが簡単なことから「従来の単管足場に比べ作業時間を短縮できるため、高所作業のリスクを減らすことができる」 と採用のメリットを説明。番線が不要なことについて「番線は労災の原因になるもので、 過去には部下が雑草に紛れていた番線くずを踏んで大けがをした経験もある。個人的に番線を減らせないかと以前から考えていた中で、プラワンに出会った」と述べた。

     

     明星工業東部支店の小林修川崎営業所長は「従来工法と比べ部品点数が少ないため、飛来落下などの事故防止につながる」、大隅機設の富田豊取締役は「熟年のとび職人でなくても誰でも簡単に設置できる。従来品で10日程度かかるところ、今回プラワンを導入した結果、5-6日で組み上げることができた」と話した。

     

     日綜産業の松尾健治プラント事業部長は「現場の要望を拾い上げながら、プラワンシリーズのさらなるグレードアップ、ラインアップ拡充にも取り組んでいきたい」と意欲を示した。

     

     潤滑油装置修繕工事では、2019年の台風の影響で剥がれた省エネ用保温材の再取り付けを実施。足場は9月下旬から10月上旬にかけて設置し、既に修繕工事を完了済み。近く足場の解体に取りかかる。

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    掲載日: 2020年11月12日 | presented by 建設通信新聞

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