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  • 管工事から業種独立を/日設連が5項目要望/自民空調環境議連が総会

     自民党の「空調と地球環境を考える議員連盟」(竹下亘会長)は18日、東京都千代田区の党本部で総会を開いた。日本冷凍空調設備工業連合会(日設連、國松孝一会長)は、建設業許可での業種の独立や技能レベルの高い施工技術者養成のための支援、回収フロンの再生冷媒としての再利用に対する資金的な支援体制の構築などを要望した。

     

     総会の冒頭、竹下会長は「これまでフロンの問題を議論してきたが、まだ完全な解決には至っていない。安全・安心のためにどういう方向を歩んでいくか、真剣に議論をした上で進んでいきたい」とあいさつした=写真。

     

     日設連は、▽空調・冷凍設備産業の地位の向上▽空調・冷凍設備にかかる施工品質の向上、技術者の養成・確保▽地球環境対策としての回収促進、回収冷媒の再生・再資源化の促進▽フロン排出抑制法の一層の周知・啓発、実効性の向上▽漏えい防止を担う「技術的知見のある者」の一層の明確化--の5項目を要望した。

     

     要望に対して国土交通省は、建設業許可の業種とすることは、技術者の確保や配置に関する規制強化や、管工事に分類されている他の工事分野との調整など、慎重な対応が必要との認識を示した。

     

     竹下会長を始め、議連の議員からは、空調・冷凍設備工事の許可独立化を強く求める声が上がり、同省は再度、検討すると回答した。

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    掲載日: 2020年11月19日 | presented by 建設通信新聞

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