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  • 土木学会 広報大使に漫才コンビ・元気丸/土木の役割 広く発信

     土木学会(家田仁会長)の初代土木広報大使に、オール土木ネタで話題となっている漫才コンビ「元気丸」が就任した。一般にはあまりなじみのない土木分野に特化したお笑いを通じ、土木事業と元気丸の認知度向上という相乗効果が期待される。

     

     同学会の土木広報センター(センター長・小松淳日本工営技術本部技師長)は、11月18日の「土木の日」にあわせ、都内で土木広報大使の委嘱式を開いた。

     

     小松センター長は、今回の取り組みが「伝わる広報」をキーワードとする広報活動の一環であると説明した上で、土木広報大使の2人に対して「(国民の)くらしを支える土木の役割を広く発信してほしい」と伝えた。

     

     元気丸の北岡一成さんは「大役に抜擢していただき、黒部ダムが完成した時のような喜びを感じている」と笑いを誘いつつ、「土木から離れてしまったが、離れたからこそ土木のすごさ、ありがたさを痛感している。この思いをより多くの人に伝えていきたい」と意気込みを語った。

     

     相方の水戸竜司さんも「土木は関心さえ持ってもらえれば、どんどん好きになってもらえるもの。ゼロの関心を1にすることは難しいが、そのためにお笑いの力を有効に使っていきたい」との考えを示した。

     

     最後に土木学会の塚田幸広専務理事は、「いろいろなことにチャレンジしながら、土木(に対する国民理解)の窓口を切り開いてほしい」とエールを送った。

     

     元気丸の2人は呉高等専門学校卒業後、建設企業に就職。2級土木施工管理技士などの資格を生かし、土木工事の現場で活躍した。2014年2月のコンビ結成後は土木芸人として、現場で培った体力と根性、知識を 持ち味に、土木に関する漫才などを披露している。

     

     今後は土木広報大使として、土木広報センターから付与された委嘱状やヘルメット、バッジ、マスクなどを活用しながら、さまざまな場面で土木とコンビ自体を発信し、理解促進に努めていく。

     

     土木学会のユーチューブチャンネルでは、元気丸の土木漫才や、2人が出演した『ドボクのラジオ』をアップしている。

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    掲載日: 2020年11月20日 | presented by 建設通信新聞

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