当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • 直轄道管理に3Dデータ/3次元測量でパスコと契約/近畿地方整備局で初

     近畿地方整備局は、3次元点群データの取得と活用に乗り出す。同局管内で初めて道路管理に3次元データを活用し、高度化・効率化を図る。

     

     高度経済成長期に整備した道路の老朽化と災害の多発を受け、効率的な維持管理のために同局は「近畿地方整備局管内三次元測量業務」の委託先としてパスコを特定し、11月19日に1億8880万円(税別)で契約した。プロポーザルには同者を含め、4者が参加した。3次元点群データの取得と活用を検討することで、課題解決と管理プロセスの高度化・効率化を狙う。

     

     業務ではセンシング装置を搭載した車両を使い、同局管内の直轄国道の点群データを取得するほか、取得したデータの活用方法の検討、各事務所の道路台帳付図の更新も実施する。

     

     具体的には計画準備、センシングデータ取得、データ解析、2時点比較と災害対応などへの活用検討、道路管理における活用検討、電子道路台帳付図の作成、成果品作成、打ち合わせ協議。委託期間は2021年2月28日まで。近畿整備局が管理する直轄国道は4月時点で国道1号や2号、紀勢線などの24路線、1933㎞。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2020年11月27日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事