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鉄建建設/全周モニターを開発/4台のカメラ画像合成
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鉄建建設は、建設車両の安全性向上を目的に360度3Dモニタシステム「ぐる見えくん」を開発した。バックホウやクローラクレーンなど建設現場で使われている重機の前後左右4カ所にカメラを搭載し、撮影した周囲の映像を合成して運転席モニター画面にリアルタイムで表示する。現在、9現場で試験運用に取り組んでおり、2020年度中にさらに9カ所での運用を予定している。
重機災害をなくすことをテーマに、自動車の運転支援機能で標準装備となりつつある「360度サラウンドビュー」の技術を応用して開発した。後付けで取り外し可能になっており、多様な機材に搭載できる。
「待機モード」と「作業モード」の2機能があり、エンジンを始動すると「待機モード」が起動し、運転席から死角となる後方やブームで遮られる右側を含む外周の映像が回転するように映し出され、周囲の安全を確認できる。「作業モード」は安全バーの操作と連動して自動で切り替わるようになっており、周囲の画像に加えて、機体中心から1mと2mの距離を示す線が表示された俯瞰(ふかん)点画像を表示することで、作業時の距離感の把握をアシストする。
今後は、周囲に人がいれば画像認識などで自動検知ができるようにするなどの改良を進めながら、社内での普及を進めていく。また、将来的には社外への販売やリースなども検討していく。
残り50%掲載日: 2020年11月27日 | presented by 建設通信新聞