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第4回インフラメンテ大賞/国交大臣賞に管清工業など3者 2021年1月8日表彰式
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大臣賞の受賞者と応募案件は次のとおり(優秀賞などの受賞者は後日掲載)。
〈総務省〉NTT=屋外設備における荷重可視化技術の実用化。
〈文科省〉南山学園南山大=南山大学「レーモンド・リノベーション・プロジェクト」によるキャンパスの改修。
〈農水省〉岩田鉄工所=可搬式水門開閉装置「すぐれ門」による水門開閉作業の負担軽減▽真柄建設=ICTを活用した曲面形状のコンクリート構造物(固定堰)の改修。
〈経産省〉関西電力送配電=設備情報を用いた効率的な更新計画の策定▽東北電力ネットワークほか=AIを活用した送電鉄塔の腐食劣化度診断システム開発・運用。
〈国交省〉宮城県土木部港湾課=仙台塩釜港西ふ頭桟橋・観光桟橋災害復旧事業▽管清工業=下水道管内調査のライブ映像公開による下水道の見える化と地域住民との交流▽東大・NEXCO中日本=高速道路のトンネルにおける時速100㎞m走行での覆工コンクリート高解像度変状検出手法。 国土交通省など7省は27日、第4回インフラメンテナンス大賞の受賞者を発表した。288件の応募から有識者による選考委員会の審査を経て、35件を選定した。国土交通大臣賞には、宮城県土木部港湾課、管清工業、東大・NEXCO中日本の3者が輝いた。2021年1月8日に7省合同で表彰式を開く。
国交大臣賞を受賞した3者の取り組みをみると、宮城県土木部港湾課は東日本大震災で被災した仙台塩釜港の西埠頭桟橋・観光桟橋を災害復旧する事業に、上部工を撤去することなく、基礎杭の剛性を高めて補強できるRe-Pier工法を取り入れた。
管清工業は、下水道の管路内をテレビカメラで調査する現場で、管路内の様子を通行人にライブ映像で公開する取り組み。東大とNEXCO中日本は、高速道路の点検で4Kレベルの高解像度画像を連続して取得し、トンネル内の変状を容易に確認できるシステムを開発した。
インフラメンテナンス大賞は、国交、総務、文部科学、厚生労働、農林水産、経済産業、防衛の7省が所管する社会資本のメンテナンスで優れた取り組みや技術開発を表彰する制度。
受賞者の取り組みを好事例として広く紹介することにより、インフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者らの取り組みを促し、メンテナンス産業を活性化するとともに、インフラメンテナンスの理念を普及させることを目的としている。
今回から経産大臣賞を新設した。厚労、防衛の両大臣賞と、総務省の「情報通信技術の優れた活用に関する総務大臣賞」は受賞者なしだった。
残り50%掲載日: 2020年11月30日 | presented by 建設通信新聞