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公共事業円滑執行けん引/純利益3割増の30億/東保証中間決算
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>東日本建設業保証が公表した2020年度の中間決算(連結)によると、営業収益は前年同期比17.8%増の145億6500万円、純利益も32.2%増の30億7500万円となった。1日に会見した原田保夫社長は「コロナ禍で大変な苦労が伴う中、エッセンシャルワーカーとして公共事業を円滑に執行している受発注者に敬意を表す」と堅調な業績の要因を説明した上で、「建設業にとって厳しい状況が想定されるので、当社としては動向を注視し、顧客と業界のために適切に対応していきたい」と話した。
営業収益の内訳は、収入保証料が2.5%増の83億3800万円、責任準備金戻入が47.0%増の60億1500万円だった。
営業費用は3.6%減の109億9000万円で、そのうち保証債務弁済等が85.5%減の3800万円、責任準備金繰入が7.5%増の70億5300万円となった。
営業利益は3.7倍増の35億7500万円。責任準備金繰入・戻入を控除した事業収支も34.4%増の46億1200万円と伸びた。
原田社長は、20年度が最終年度の中期経営方針を後継する次期方針について、「顧客満足度の向上などの根幹を継承しながら、コロナ禍で浮き彫りなったデジタル化への対応などは盛り込むべきと考えている。できることだけではなく、やるべきことを大胆に掲げたい」とし、保証証書のペーパーレス化を推進する考えだ。
また、助成事業である「明日の地域建設業支援事業」は21年度以降も継続するという。
残り50%掲載日: 2020年12月2日 | presented by 建設通信新聞