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  • 150年前の高輪築堤が出土/保存や公開展示検討/JR東日本

     JR東日本は2日、東京都港区で計画を進めている品川開発プロジェクトのエリア内で、約150年前に構築された高輪築堤の一部が出土したと発表した。

     

     港区教育委員会などの関係者や鉄道博物館と連携し、近代日本の発展に寄与した鉄道の歴史や当時の土木技術についての調査・研究を進め、築堤の一部現地保存や移築保存を通じた公開展示などを検討している。

     

     高輪築堤は、明治初期に鉄道を敷設するため海上に構築された構造物。2019年4月に実施した品川駅改良工事で石積みの一部が見つかり、11月に実施した山手線と京浜東北線の線路切換工事以降、レールなどの撤去を行った結果、今回の出土へと至った。

     

     周辺地域を含めた歴史・地域文化を学べるプログラムの実施、出土した築堤の見学会の開催を検討している。

     

     品川開発プロジェクト(第I期)は、JR高輪ゲートウェイ駅前に、文化・ビジネスの育成・交流・発信機能や、外国人にも対応した居住・滞在機能などを導入する総延べ約85万㎡のまちづくり事業。初弾となる3街区は大林組で21年4月に、1街区はフジタ、4街区は大林組がそれぞれ6月に、10月に鹿島が2街区をそれぞれ着工する予定だ。

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    掲載日: 2020年12月4日 | presented by 建設通信新聞

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