建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
清水建設に予備免許/建設会社で全国初/4.7ギガヘルツ帯ローカル5G試験局
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>総務省東北総合通信局は、清水建設から免許申請のあった4.7ギガヘルツ帯ローカル5G(第5世代移動通信システム)実験試験用無線局に対して、11日付で予備免許を付与した。建設会社に対するローカル5G関係無線局としては全国初となる。今後、工事完了後の落成検査により電波法令の基準適合を確認し、免許を付与することになる。
ローカル5Gは、携帯電話事業者が全国で提供する5Gサービスとは別に、地域の自治体、企業などのさまざまな主体が独自に5Gシステムを構築するもの。東北総合通信局が清水建設からの申請について審査した結果、電波法令に適合していると認められたことから今回の予備免許の付与に至った。
清水建設に免許した無線局は実験試験局9局(基地局相当2局、陸上移動局相当7局)。秋田県大仙市の雄物川上流大沢川樋門新設工事の現場で、高精細(8K)映像の伝送実験を行い、コンクリート遮蔽物の影響評価やローカル5G端末を身につけた作業員による通信、コンクリート打設に関する施工管理など、2021年5月までを期間に建設現場の生産性の向上を図る技術研究に取り組む。
実験試験が行われる4.7ギガヘルツ帯の周波数を使用するローカル5Gは、昨年12月に先行して制度化された28ギガヘルツ帯ローカル5Gに比べて、整備が容易であることから、本格的なローカル5Gとして今後の普及が期待されている。
残り50%掲載日: 2020年12月16日 | presented by 建設通信新聞