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清水建設と協業メーカーら19社/設備制御を連携/APIライブラリー化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>清水建設は、建物オペレーティングシステム「DX-Core」のデジタル化プラットフォームの機能拡充に向け、ICTベンダーや設備機器メーカーなど19社と協業して各種設備システムの制御・機能を連携するAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開発する。2020年度をDX-Coreの「第1次拡充期間」と位置付け、自社開発の大規模賃貸オフィスビル「メブクス豊洲」と東北支店・北陸支店の新社屋に実装準備を進める。あわせて新築・既存を問わず建物所有者にDX-Coreの採用を提案し、建物デジタル化工事のEPC(設計・調達・施工)の受注を目指す。
APIは、設備機器などを制御するソフトウェアの機能や管理するデータを外部のほかのプログラムで利用するための手順やデータ形式を定めたルールで、 開発すれば異なるメーカーの設備システムでも簡単に機能連携できるようになる。 DX-Coreでは、基幹システムのデジタル化プラットフォームと各種設備システムのソフトウェアを結ぶAPIを構築し、 DX-Coreで設備システム群を制御できる体制を確立する。
協業先の企業数は今後、増加する見込みで、エレベーターや空調、照明、自動ドア、オフィスロボット、無人受付、入退管理、入館者の位置情報検知、警備(監視)などと連結するAPIを構築してライブラリー化する。
実装時には、システムインテグレーターが顧客ニーズを確認しながら、APIのライブラリーから必要な設備システムのAPIを示すアイコンを選択する。機能連携が必要な設備は、ビジュアルツールでアイコン同士を連結してデータ連携する。システムごとの個別プログラミングが不要となる。
実装費用は、延べ1万㎡規模の新築オフィスビルで、機能連携する設備・システム、API、デバイス、アプリを含め、1億-2億円程度になる見込み。
協業先企業は次のとおり。
▽アイホン▽イシダ▽クマヒラ▽セコム▽綜合警備保障▽東京センチュリー▽東芝インフラシステムズ▽東芝デジタルソリューションズ▽東日本電信電話▽富士ソフト▽ベルウクリエイティブ▽ホーチキ▽三谷産業▽三菱電機▽ヨネイ▽EDGEMATRIX▽IoT-EX▽Phone Appli▽Tableau Software,LLC。
残り50%掲載日: 2020年12月18日 | presented by 建設通信新聞