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国交省/技術検定試験日を公表/1次で応用能力確認
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は18日、2021年度の技術検定試験のスケジュールを発表した。19年6月の建設業法改正に伴い、21年度試験から試験制度が大きく変更となる。学科、実地の両試験を経て、1級または2級の技士となる現行制度から、施工技術のうち、基礎となる知識・能力を判定する第1次検定、実務経験に基づいた技術管理、指導監督の知識・能力を判定する第2次検定に改める。第1次検定の合格者には技士補、第2次検定の合格者には技士がそれぞれ付与される。
21年度1級技術検定のスケジュール
1級の第1次検定では、これまで学科試験で求めていた知識問題を基本に、実地試験で出題していた施工管理法など能力問題の一部を追加。1級第1次検定の合格者は技士補として、監理技術者の現場兼務を可能とする「特例監理技術者制度」の補佐者となれることから、施工の管理を的確に行うために必要な応用能力を確認するのが狙い。
検定で判定する範囲の変更とあわせて、合格基準も変更する。現状、学科試験は全体の60%の得点で合格となるが、1級第1次検定は全体の合格基準に加えて、施工管理法(応用能力)の設問部分の合格基準を設ける。例えば、土木施工管理の1級第1次検定では、全体の60%の得点と施工管理法の設問部分の60%の得点の両方を満たすことで合格できる。
第1次検定はマークシート、第2次検定(建設機械施工を除く)は経験論文と記述式問題とし、出題方式の変更はない。合格に求める知識・能力の水準も現行検定と同程度を維持する。
2級技術検定も1級と同様の考え方で、従来、実地試験で求めていた施工管理法など基礎的な能力を確認する問題の一部を第1次検定に追加する。ただし、2級の第1次検定は現場経験を前提とせず、学習のみで対応可能だ。
詳細の日程や受験資格などは各試験実施機関のホームページに掲載している。
残り50%掲載日: 2020年12月21日 | presented by 建設通信新聞