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鉄建建設/コンクリ剥落防止シート/薄型化で施工性向上
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>鉄建建設と宇部エクシモ(東京都中央区、小塚健次社長)は、コンクリート構造物の剥落防止対策に使われる「タフメッシュシート」を改良した「タフメッシュシート(ライト)」を開発した。薄型化したことで約4割まで軽量化したほか、約2割のコストダウンを実現した。下地コンクリートへの追随性も高まり、施工性も向上した。
タフメッシュシートは、オレフィン系樹脂の補強繊維とそれを包むアクリル樹脂で構成されており、下地処理した剥落防止個所に接着剤で貼り付けるだけで施工できる。しかし、厚みが約0.5mmのため複雑な形状の構造物には追随しにくい点が課題だった。また、現場作業は削減できるが、材料費は他材料より高かった。
タフメッシュシート(ライト)は、厚さが約0.35mmとなり薄型化を実現した。重量は1㎡当たり約200グラムまで抑えた。従来品とは異なり表裏の差はできるが、取り扱いが容易でコンクリートへの追随性も高まった。今後は既存橋梁の剥落防止対策工事にも適用範囲の拡大を目指す。
残り50%掲載日: 2018年3月2日 | presented by 建設通信新聞