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大成建設 CO2削減へ「T-e Concrete研究会」/多様な商品開発を促進/資材メーカー8社が参画
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成建設はCO2排出量の削減に対する一層の貢献を目的に「T-e Concrete研究会」を設立した。CO2排出量を大幅に削減できる環境配慮コンクリート「T-e Concrete」を使用したコンクリート2次製品の開発など、顧客ニーズに応える土木部材や建築物の内外装建材の商品開発を加速させることが狙い。
會澤高圧コンクリート、立花マテリアル、鳥居セメント工業、ブイ・エス・エルジャパン、ホクエツ、北星商事、ポゾリスソリューションズ、柏木興産の土木・建築資材メーカー8社が参画する。
基幹企業である大成建設が蓄積してきた材料や施工に関する豊富なデータやノウハウといった基盤情報を参画する各企業に提供する。各企業が持つ製造技術と融合させることで多様な商品開発を促していく方針だ。
大成建設が2014年に開発した「T-e Concrete」は、普通セメントの代わりに産業副産物の高炉スラグやフライアッシュなどを混合したコンクリートとなる。製造過程で発生するCO2排出量を従来の普通セメントを使用する一般的なコンクリートとの比較で最大80%も削減できるという。
これまでに建物の階段・床材に使用する天然石材調建材「T-razzo」に適用するなど、低コストで意匠性にも優れたコンクリート2次製品として内装や外装の仕上げ材、外構資材としての積極的な展開を進めている。
残り50%掲載日: 2021年1月13日 | presented by 建設通信新聞