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  • 協和エクシオ/ローカル5G実現支援/8テーマで開発実証

     協和エクシオは12日、総務省の2020年度「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」での農業や防犯、インフラの分野で、8テーマの施工などに関わることが決まったと発表した。ローカル5G(第5世代移動通信システム)を導入する企業に対して、コンサルティングから設計、免許申請、施工、保守などを支援する「ローカル5Gプラットフォーム構築ソリューション」の提供を通じ、各テーマの開発実証やユースケースの実現を支援する。

     

    4420ローカル5Gプラットフォーム構築ラインアップ

     

     農業分野では、自動トラクターなど農機の遠隔監視制御による自動運転の実現に向け、広大な農村地域での電波伝搬特性などの技術的検証を、ローカル5Gや省電力で遠距離通信ができる無線通信技術のLPWAなどを使い、実証環境構築を支援する。

     

     防犯分野は、遠隔巡回・遠隔監視などによる警備力向上に役立つ新たなモデルを構築するため、鉄道駅の警備業務での高度な警備サービス実現と、省人化による効率的な警備サービスの提供に向けて取り組む。

     

     インフラ分野となる遠隔・リアルタイムでの列車検査、線路巡視などの実現では、鉄道車両や線路の4K映像を撮影し、5G網内のクラウド基盤でAI(人工知能)のディープラーニングによってリアルタイムで解析し、即座に遠隔監視室に配信する開発実証を支援する。

     

     同社は20年秋から、ローカル5G導入コンサルティングを手掛けるネクストジェン(東京都港区、大西新二社長)、AIソリューション提供のセカンドサイト(東京都中央区、加藤良太郎代表取締役会長)などと連携し、ローカル5Gプラットフォーム構築ソリューションの提供を始めた。今後は、開発実証で得た知見や経験を生かして、スマートシティーなどの社会課題解決に貢献する新ビジネス・サービスの創出を目指す。

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    掲載日: 2021年1月13日 | presented by 建設通信新聞

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