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Jパワーと岡山理科大/ドローンで電線自律撮影/保守点検の負担軽減
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>電源開発(Jパワー)と岡山理科大は共同で、ドローンによる送電線・架空地線自律撮影技術「自律移動制御システムおよび自律移動体」を確立し、特許を取得した。ドローンによる自律撮影技術の特許取得は電力業界初。最先端のセンサー技術や高速な画像処理技術でドローンをリアルタイム制御することで、点検業務の安全性向上や点検の質向上が期待でき、架空電力線点検の作業時間を50%以上効率化することを見込む。
あらかじめ入力した送電設備情報からドローンが飛行ルートを自動で計画し、撮影飛行中には複数のセンサー情報と画像処理技術を駆使することで、撮影対象物と一定距離を保持し続ける自律撮影システムを実現した。強風などの飛行環境変化や撮影対象物の状態変化などの想定外の状況に強く、従来の無人航空機自動航行システムによる自動撮影よりも撮影対象物と接近して撮影し、高精細な画像を取得することができる。
また、GPS(全地球測位システム)による自位置情報を利用しないため、送電線・架空地線の撮影だけではなく、衛星電波の届かない橋梁下やトンネル内の自動撮影など幅広い用途にも活用できる可能性があるとしている。
残り50%掲載日: 2021年1月14日 | presented by 建設通信新聞