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  • 20%増1540億/PC建協上期受注補修・補強が倍増

     プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協、大野達也会長)の会員企業における2020年度上期(20年4-9月)の受注額は前年同期比20%増の1540億円となった。下期(20年10月-21年3月)に多く予定されている高速道路会社の補修・補強工事の発注が来期にずれ込む可能性もあるが、堅調に推移している現状から通期の受注量も前年度からの増加を見込む。

     

     14日に会見した大野会長は「会員企業の受注額は19年度まで5期連続で3000億円以上を維持している。20年度も(全体としての)発注量は昨年度よりも増加すると見込んでいる」として“6期連続での3000億円超え”の維持に期待感を示した=写真。

     

     上期の受注額(1540億円)の内訳は、新設が前年同期比13%減の804億円、補修・補強が倍増となる736億円。継続して拡大している補修・補強が全体の受注をけん引した。

     

     施主別でみると、中央官庁が39%減の175億円、地方自治体が9%減の272億円とそれぞれ減少した一方で、高速道路会社と鉄道会社はそれぞれ45%増の777億円、129%増の243億円と大幅に増加した。

     

     今後の市場動向として「高速道路の大規模更新は引き続き旺盛な需要が見込める。合わせて新幹線の関連工事や高速道路の4車線化など交通ネットワークの充実に向けた需要と、国土強靱化の推進に向けた保全関係の事業にも期待できる」(森拓也副会長)としている。

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    掲載日: 2021年1月18日 | presented by 建設通信新聞

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