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10-12月建設業/地元景気「悪い」継続/3保証 コロナ影響みられず
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>北海道建設業信用保証と東日本、西日本建設業保証は20日、2020年度第3回(20年10-12月)の建設業景況調査を発表した。意識調査の結果を数値化したBSI値(景況判断指数)によると、地元建設業界の景気はマイナス11・0。前期(同年7-9月)比で0.5ポイントマイナス幅が縮小した。全体として前期から大きな変化はみられず、新型コロナウイルス感染症の影響による大幅な悪化などは確認されていない。
調査は20年12月に全国の元請企業2559社を対象に実施した。有効回答数は2300社(有効回答率は89.9%)だった。
地元建設業界の景気を地区別にみると、すべての地区で「悪い」傾向になっている。最もマイナスが大きいのは近畿のマイナス15・0。次いで、東北がマイナス14・5、東海と中国がそれぞれマイナス13・5と続く。
業種別では、建築と設備がそれぞれマイナス16・5となっており、土木のマイナス8・0と比べると明暗が分かれた。
景況の裏付けとなる受注総額のBSI値はマイナス12・5。前期比で0.5ポイントマイナス幅が縮小した。発注者別にみると、官公庁工事は0.5ポイント減のマイナス10・0、民間工事は0.5ポイント減のマイナス15・5となった。
資材価格のBSI値は10・0で「上昇」傾向が続いているものの、前期に比べ0.5ポイント低下した。
建設労働者の確保は、0.5ポイント減のマイナス20・0、労働者の賃金は0.5ポイント減の13・5となっている。
残り50%掲載日: 2021年1月21日 | presented by 建設通信新聞