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  • 19年度調査・設計 契約額1割増3692億/プロポーザルは2割占める/国交省

     国土交通省は、2019年度の調査・設計等業務に関する入札・契約の実施状況をまとめた。契約件数は前年度より717件増の1万1922件。当初契約額は3692億円で前年度(3361億円)と比較して9.8%の増加となった。全体に占める発注方式別の割合は、件数、金額ともに前年度と同水準となっている。契約件数の割合は、プロポーザル方式が21.6%(2573件)、総合評価落札方式が57.1%(6806件)、価格競争が19.1%(2283件)、随意契約が2.2%(260件)。

     

     契約金額の割合はプロポーザル方式が21.5%(795億円)、総合評価落札方式が69.0%(2547億円)、価格競争が8.3%(306億円)、随意契約が1.2%(43億円)だった。

     

     1業務当たりの競争参加者数は、価格競争が9.5者、総合評価が4.6者。業種別にみると、土木は価格競争9.3者、総合評価4.2者、測量は価格競争8.8者、総合評価5.6者、地質は価格競争10.1者、総合評価7.0者となった。

     

     全業種の平均落札率は、総合評価が84.3%(前年度比0.2ポイント減)、価格競争が85.9%(同0.6ポイント増)といずれも横ばい。平均入札率も総合評価84.7%(同0.3ポイント増)、価格競争93.7%(0.4ポイント増)と同程度で推移している。

     

     低入落札発生状況(全業種)は総合評価で0.0%となった。履行確実性評価の拡大が背景にあると分析している。価格競争は3.7%で発生頻度は減少傾向にある。

     

     業務成績評定点の発注方式別の平均は、プロポーザル方式が79.0点で最も高く、総合評価78.5点、価格競争77.7点と続く。

     

     3方式の平均は78.4点だった。

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    掲載日: 2021年1月25日 | presented by 建設通信新聞

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