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クラウド活用し情報共有/3次元データ流通・利活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、CIMモデルなどの3次元データを、建設生産プロセスにおける関係者が効率的かつ効果的に収集・蓄積あるいは利活用できる環境づくりに乗り出す。建設生産プロセスでの一貫した3次元データの利用を加速させることで、コンカレントエンジニアリングやフロントローディングの実現につなげることが狙い。
イメージしているのは、設計者や施工者が納品した3次元データをクラウド技術を活用して共有。設計者や施工者、発注者だけでなく、施設管理者などの関係者がクラウド上で蓄積した情報を活用する仕組み。
受発注者の情報共有や成果品である3次元データの蓄積を図るツールとして、情報共有システム(ASP)や、各技術事務所における「電子納品・保管管理システム」が存在しているが、例えば、ASPによる情報共有は「施工期間中の受発注者間」に限定されることなどから、関係する各プレーヤーが3次元データを効果的に活用できる仕組みが必要と判断した。
クラウド技術を活用したデータ共有の仕組みだけでなく、3次元データ(成果品)の納品を効率化するオンライン電子納品の導入や、「電子納品・保管管理システム」に格納されたデータを受注者などが必要に応じて検索・取得できる機能の実装も見込む。
2018年度から基本的な考え方や、データの利活用ルール、システムの機能要件などを検討。20年度からの運用を目指してシステム開発に取り組む方針だ。
残り50%掲載日: 2018年3月7日 | presented by 建設通信新聞