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三菱電機/AI配筋検査システム/月額サービスで提供
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三菱電機は、独自のAI(人工知能)技術「Maisart(マイサート)」を活用して、コンクリート構造物工事における配筋検査を支援する「AI配筋検査システム」を開発した。ステレオカメラを搭載した端末で撮影した画像から、鉄筋の本数や径(太さ)、間隔を瞬時に自動計測できる点が特長となる。
3日から建設企業向けにサブスクリプション方式による月額定額制サービスとして提供を開始した。
ステレオカメラを搭載した端末に、天候や鉄筋の状態など条件が異なる配筋画像を深層学習させたAIを実装。独自の「AI配筋計測技術」によって、端末で撮影した画像から鉄筋の本数や径、間隔を自動計測する。
「AI配筋検査システム」イメージ
撮影画像からの鉄筋検出率は100%、鉄筋径もD10(約10mm)-D51(約51mm)まで3mm単位で設定されている種類の判別が可能。鉄筋間隔の計測精度プラスマイナス5mmなど高精度な配筋検査を実現した。
同社のクラウドとAI配筋検査の端末を連携させることで、配筋検査帳票の作成や配筋検査、検査報告書の作成まで手作業による転記を行うことなく自動で実施できる。従来手法との比較で検査時間を約60%も短縮するなど、検査に要する時間や手間を大幅に軽減できるというメリットがある。
残り50%掲載日: 2021年2月4日 | presented by 建設通信新聞