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  • 設計業務等標準歩掛を改定/地質調査橋梁点検新たに安全費率設定/国交省、3月から適用

     国土交通省は、直轄土木の調査・設計業務などの標準歩掛かりを改定する。新たに地質調査、橋梁点検業務の安全費率を設定する。測量業務だけに設定している安全費率を両業務にも導入することで、積算の効率化を図る。情報公開請求に対応した設計成果品へのマスキング作業の歩掛化なども行う。新歩掛かりは3月から適用する。

     

     新設する安全費率は、地質が市街地甲で 10.0%、市街地乙・都市近郊で9.5%、その他で4.5%、橋梁点検が大市街地で 17.0%、市街地甲で15.5%、市街地乙・都市近郊で12.5%、その他で13.5%とする。直接調査費(直接人件費)に安全 費率を乗じて安全費を算出する。

     

     設計成果品を公開用資料とするために必要なマスキング作業の歩掛かりは、技師(C)で1・3、技術員で2・3とする。1業務当たりの作業として計上する。

     

     現状、積み上げで計上している工事監督支援業務の電算機使用経費(パソコンと周辺機器費用)は率化する。直接人件費(往復旅行時間にかかる直接人件費を除く)に2.7%を乗じた値を電算機使用経費とする。

     

     測量業務では、路線測量の既設歩掛かりを改定する。実態調査の結果を反映し、測量技師や測量技士補などの歩掛かりを引き上げる。

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    掲載日: 2021年2月9日 | presented by 建設通信新聞

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