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“i-Con”チャレンジ戦略を改定/「JACICルーム」4月に提供開始
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設情報総合センター(JACIC)は、「JACIC“i-Con”チャレンジ戦略」を改定した。発注者の業務を支援するJACICクラウドの機能を拡張した新サービス「JACICルーム」を4月に提供開始する。あわせて専門機能の初弾サービスとなる「防災機能」をリリースし、発注者の防災業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。
JACICクラウドのメインサービスとなる平常ルームと防災ルームの2つを統合し、新たなサービスとしてJACICルームを提供する。防災や建設プロセス関連のデータを扱うICTプラットフォームであり、さまざまな専門機能を利用できる“多機能作業室”へと発展させる。
これに合わせ、コリンズ・テクリスやPPIなど従来の発注・契約関連サービスを一元的に利用できる「公共調達ルーム」を開始する。協調領域を担う公共調達ルームを基本サービスとし、競争領域に位置付けるJACICルームをオプションサービスとして提供する。
具体的な機能として、JACICルームは、調査・測量、設計、施工、維持管理までの業務や災害対応などさまざまな局面に応じた情報をBIM/CIMや点群データなどで集約・共有し、計画や対策の立案、実施、管理、現場監理など幅広いマネジメントに活用する。
それらのマネジメントを可能にする基本機能として、▽情報共有基盤▽情報ハブ▽現場把握確認--の3機能を用意する。情報共有基盤は、3次元データ、画像・映像、地図、帳票などを組み込んだウェブ会議、ファイル共有機能などを備える。情報ハブはさまざまなシステムと連携するAPI機能を持ち、JACICルーム内で情報共有する。現場把握はスマートフォンやタブレット、360度カメラなどを利用し、現場の画像や動画を共有する。
これら3つの基本機能をベースにして4月に提供する「防災対応」を皮切りに、「プロジェクト管理(設計・施工)」「巡視・点検」「監督・検査」「構造物管理」など各発注者業務に特化した専門機能を提供する方針だ。
残り50%掲載日: 2021年2月9日 | presented by 建設通信新聞