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ガイアート/再生シートで亀裂抑制/施工法・価格は従来同等
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>ガイアートは、100%再生利用が可能なクラック抑制シート「G・As(ジーアス)シート」を開発した=写真。高軟化点のアスファルトシート上に滑り止めなどで使用される特殊骨材を散布しており、従来工法のじょく層工法と同様に応力緩和層として機能する。従来品のクラック抑制シートで使用しているガラス繊維などは含んでおらず、通常の舗装で使用している材料だけで構成しているため、補修工事などで廃材に混入しても骨材再生工場で排除する必要はなく、そのままリサイクルできる。
同製品は、従来品の「G・RDマットI型」と同等以上のリフレクションクラック抑制効果があることを室内試験で確認しており、表層下に敷設してもアスファルトの耐流動性は低下せず舗装としての防水性向上に寄与することも確認している。
施工方法も従来の「G・RDマット」シリーズと同様に、アスファルト乳剤を散布した既設路面の上に剥離紙を剥がしたシートの粘着面を貼り付けるだけで、特別な作業は必要なく常温で施工できる。静岡県沼津市内の国道1号で実施した試験施工でも、施工性に問題がないことを確認している。
製品は長さ7mで、幅は1m、50cm、33cmの3タイプを用意する予定。価格は「G・RDマットII型」と同等程度の1㎡当たり1700円(税別)を想定している。
残り50%掲載日: 2021年2月15日 | presented by 建設通信新聞