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  • 21年度から工事本格化/大阪市/夢洲のインフラ整備

    【IT活用で渋滞対策】

     

     大阪市が夢洲地区で進めているインフラ整備の工事が2021年度から本格化する。大阪万博会場の地盤改良・盛土工事は21年度内に完了、道路や上下水道、鉄道などの工事に一斉に取り組む。CONPAS(新・港湾情報システム)の導入など、車両増加による渋滞対策も講じる。 21年度の夢洲関連のインフラ整備費は、20年度3月補正予算繰り越し分を含め、176億5500万円を計上した。このうち土地造成・基盤整備には74億3900万円を投じ、大阪・関西万博会場に必要となる南側エリア30haの土地造成や、域内交通の円滑な処理を実現する観光外周道路、観光と物流の導線を分離させるための高架道路、地区内の上下水道などの整備を進める。

     

     鉄道・道路・会場アクセス整備には102億1600万円を計上。鉄道アクセス南ルート(北港テクノポート線)の夢洲駅までのインフラ部工事を継続するほか、此花大橋と夢舞大橋、夢洲幹線道路の拡幅、舞洲東交差点の立体交差化は21年度の工事着手を予定している。小型旅客船利用を想定した波除堤は詳細設計に入る。域内に計画する消防拠点整備は22、23年度に設計し、24年度の着工、26年度の完成を目指している。

     

     車両交通については、将来の夢洲コンテナターミナル取扱貨物量の増加に伴うコンテナ車両の増加に加え、大阪・関西万博や工事期間中の関連車両の増加による交通渋滞が懸念されるため、CONPASを導入するほか、コンテナ車整理場も整備する。

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    掲載日: 2021年2月18日 | presented by 建設通信新聞

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