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除去土壌7割輸送完了/環境省 福島県内の環境再生事業を公開
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>環境省は24日、福島県内で進めている東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う環境再生事業のうち、富岡町内の既存施設の解体や、大熊町内の 中間貯蔵施設2カ所の整備・稼働状況などを公開した。2021年度末の 搬入完了を目指している中間貯蔵施設への除去土壌輸送量は、全体量(帰還困難区域を除く)約1400万m3の約74.7%に当たる約1045万m3(11日時点)となっている。
特定復興再生拠点区域に指定されている6町村(双葉町、大熊町、浪江町、富岡町、飯舘村、葛尾村)全体の進捗状況(20年12月時点)は、除染が約71%、解体は約79%。双葉と大熊両町、葛尾村は22年度春、浪江町は同年度末、富岡町と飯舘村は23年度春の避難指示解除を目指して作業を進めている。
今回公開された富岡町内では、町から要請のあった未着手の既存施設などの解体・除染作業を実施(施工=中川企画建設)している。20年8月に着工した健康増進センター・リフレ富岡(RC・S造2階建て延べ7099㎡)では、地下構造物の解体を進めており、21年度上期に完了する予定だ。
また、中間貯蔵関連施設は大熊・双葉両町内に整備した受入・分別施設8カ所と土壌貯蔵施設9カ所のうち、18年7月から稼働を開始した大熊町内の大熊3工区(施工=大林組・熊谷組・大本組JV)は約91.5万m3、19年8月からの同4工区(施工=清水建設・竹中土木・東洋建設JV)は約49.6万m3(ともに21年1月末時点)をそれぞれ貯蔵した。
残り50%掲載日: 2021年2月25日 | presented by 建設通信新聞