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土木学会関西支部技術賞/技術賞3、部門賞に2件/5月21日に表彰
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>土木学会関西支部は2月26日、2020年度同支部技術賞に3件、同賞部門賞に2件を選定したことを発表した。表彰式は5月21日に開く同支部の第94回総会で実施する。
同賞は土木技術の発展に貢献する業績を表彰するもので、1982年に創設した。計画・調査・設計・施工・維持管理などの分野で新技術や使える技術、喜ばれる技術などの中から総合的に評価する。2020年度は6件の応募があった。
受賞した事業と受賞者は次のとおり((1)受賞者(2)受賞理由)。
〈技術賞〉
▽一般国道173号道路災害(地すべり)の調査と本復旧=(1)大阪府池田土木事務所(2)レーザープロファイラーを搭載したドローンや3Dプリンター、ロッククライミング工法などの技術を活用することで、作業時間短縮や安全性確保、早期交通開放などを実現した。
▽梅小路京都西駅新設及び旧鉄道施設の活用による地域活性化=(1)西日本旅客鉄道、京都市建設局道路建設部道路建設課、大鉄工業、ジェイアール西日本コンサルタンツ(2)3次元シミュレーションなどによる全国初のホーム一体型鉄道橋の一晩での架け替えを達成した。
▽地盤沈下の影響を受けた高齢アーチ橋の長寿命化対策~堂島大橋改良事業=(1)大阪市建設局、エム・エム・ブリッジ(2)切断法での内部応力の計測などによる現況把握やジャッキアップによる支承ピンの交換などの技術を取り入れた。
〈同賞部門賞〉
▽安威川ダム建設事業における残土処分地整備について=(1)大阪府安威川ダム建設事務所(2)発生残土などを近隣農地に盛立処分し、農地を再整備した。
▽おおさかタイムライン防災プロジェクト=(1)大阪府(2)防災関係機関や地域との連携を図りつつ、「いつ」「誰が」「何をするのか」を時間軸で整理しており、「新しい技術」として評価した。
残り50%掲載日: 2021年3月2日 | presented by 建設通信新聞