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戸田建設/5年後の建設生産モデル発表/トダ・イノベーション・サイト/労働集約型から脱却/地上・地下構築に最先端技術
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>戸田建設は、生産性を飛躍的に向上させる施工モデル「トダ・イノベーション・サイト~2023年の姿~」を発表した=写真。超高層建築物を対象にタワークレーンの自動誘導システムやドローンによる施工管理などを導入、5年後の23年までに従来の労働集約型産業からの脱却と魅力的な産業の実現を目指す。
今回の構想では、地上構築技術、地下構築技術、ICT施工管理技術に着目し、生産性を向上する。地上構築技術分野では部材の揚重から取り付けまでの一連の作業の自動化を目標に掲げ、施工BIMデータ、3次元の位置データ、工程の管理データを活用した自動クレーンや無人搬送車(AGV)を実現する。地下構築技術の分野では基礎部のマスコンクリート解体技術や掘削土垂直水平搬送システムを開発し、生産性を向上する。ICT施工管理技術分野では位置測位技術、ネットワーク技術、IoT(モノのインターネット)技術やドローンを活用した生産性管理を推進する方針だ。
同社では16年に未来の建設産業モデルをまとめた「建設の未来像~2030年の姿~」を発表し、先端技術を活用した建設業の実現に向け研究開発を続けている。今後は実用化した技術を全国的に展開するとともに、中小規模の建物を対象とする技術開発に取り組む。
残り50%掲載日: 2018年3月12日 | presented by 建設通信新聞