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  • 新日空/定年65歳に引上げ/職能型からジョブ型へ

     新日本空調は4日、4月から定年年齢を60歳から65歳に引き上げるとともに、これまでの「職能型」から「職務型(ジョブ型)」へ人事制度を変更すると発表した。現在、60歳以上の再雇用制度による契約社員は、4月からジョブ型の社員となる。60歳未満の社員は10月からジョブ型に移行する。

     

     同社では、60歳で定年を迎えるほぼすべての社員が再雇用制度により契約社員に移行していた。定年の引き上げによって、豊富な経験やスキルを持つ60歳以上の社員に一層活躍してもらう。ジョブ型の正社員になることで、現在の年収はアップする。制度上、60歳以上でも管理職への登用がある。

     

     また、能力に応じた給与の職能型から、事業計画達成のために与えられた役割のジョブ型に変わることで、仕事の内容や役割の大きさ、責任の範囲に応じた報酬制度となる。職能型で12段階ある職能をジョブ型に整理したところ、職務は9段階になるという。

     

     現行の手当は一部残るが廃止が多い。ジョブ型への移行で、多種多様な人材を適切に処遇し、働きがいのある環境をつくる。

     

     人事制度の変更は、多種多様で多才な人材を、さまざまな専門領域で自己のキャリアプランと会社のキャリアパスが有機的に結び付く人的資本の育成と、働き方改革を実現する現場や「事業基盤増強戦略」に基づく事業分野に人材を重点配分することが狙い。10年ビジョン「SNK Vision 2030」の基本戦略の1つである「人的資本戦略」を推進する。

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    掲載日: 2021年3月5日 | presented by 建設通信新聞

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