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日建設計、協和エクシオら/職場の有効利用、最適化/設備制御を連携
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日建設計、協和エクシオ、WHERE(東京都千代田区、丸田一代表取締役)、オムロン、神田通信機(同、神部雅人社長)、X1Studio(東京都港区、ウィリアム・アチュリ代表取締役)は、ワークプレイスの有効利用と室内環境の最適化に向け、「クラウドプラットフォームを活用したセンサー・設備制御ネットワークシステム」と建築設備制御の連携、AI(人工知能)活用の検証を始めた。6社は、「協創」による実証実験を基に、システムの開発、普及、改善を通して、働き方改革やカーボンニュートラル社会の実現に貢献する。
先行していた5社が取り組む、センサー・ネットワークシステムを構築した実オフィスで照明制御連携の運用にX1Studioも加わり、クラウドBAS(Building Automation System)による空調制御とクラウド上のAI活用の検証も進める。
新型コロナウイルスの流行に伴ってリモートワークが普及する中、今後は働く場所を能動的に選択するABW(Activity Based Working)の浸透も見込まれる。ABWを実践するオフィスでは、それぞれの目的に対応した空間を設置するため、未使用や不足が生じないように、利用の需給を把握することが重要になる。
今回検証を始めたシステムは、人や物の位置情報や空間の利用状況、室内環境を定量化し、空間の利用効率を高め、働き方に適した室内環境の選択により知的生産性を継続的に改善する。また、利用状況やワーカーリクエストに応じたきめ細やかな設備制御も可能となる。
今後は、より広範囲な建築設備(防犯・防災・日射遮蔽・映像音響)との制御連携の強化、BIMとの接続、AIのさらなる活用によって、健康で知的生産性の高いワークプレイス実現を目指す。
残り50%掲載日: 2021年3月11日 | presented by 建設通信新聞