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  • 三井住友建設/超高層マンション建設現場/「グリーン電力」の使用開始

    【施工段階CO2排出を削減】

     

     三井住友建設は、脱炭素社会への貢献を目的に東京都多摩市で施工を進める超高層マンションの建設現場における「グリーン電力」の使用を11日からスタートさせた。施工段階でのCO2排出削減の取り組みとなる。今後も積極的にグリーン電力の使用を図ることで、脱炭素社会の実現に向けた環境活動に取り組んでいく方針だ。

     

     エバーグリーン・マーケティング(東京都中央区、田中稔道社長)が供給する再生可能エネルギー100%の電力を使用する。工事用電力へのグリーン電力の使用によって、同社の環境方針「Green Challenge 2030」に示す、施工段階におけるCO2排出削減「原単位を1990年比で50%削減」の目標達成に近づく。

     

     グリーン電力の使用を始めたのは、同社が設計施工を進める東京建物、東栄住宅、京王電鉄、伊藤忠都市開発による超高層マンション「Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING RESIDENCE」建設作業所。

     

     2019年度の「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」に採用されている同プロジェクトは、断熱性能の向上や効率的な設備機器の導入によって大幅な省エネルギー化を実現する。共用部を含むマンション全体での1次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH-M Oriented」を満たすプロジェクトとなる。

     

     規模はRC造33階建て塔屋2層延べ約4万7613㎡。施工を担う三井住友建設として、施工段階でのグリーン電力の使用によって、ライフサイクルを通じて環境負荷の少ない超高層マンションの実現に貢献していく。竣工は22年10月を予定している。

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    掲載日: 2021年3月12日 | presented by 建設通信新聞

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