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暮らし支える力伝える/「土木×落語」 異色のコラボ実現/小きん師匠が4月23日独演会で初口演/建コン協
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>建設コンサルタンツ協会(高野登会長)は、より多くの人が暮らしを支える土木について気付き、関心を持ってもらおうと、新しい「土木×落語」を創作した。戦略的広報の一環で、柳家小きん師匠が創作に携わり、4月23日に東京都豊島区の池袋演芸場で開く独演会で初口演する。その後、協会のユーチューブで公開する。同協会では、落語を通じて土木がどう伝わり、どう感じてもらえるか、その反応や意見を聞き取りながら、今後もさまざまな切り口で新作落語を創作し、順次公開していく考えだ。
「土木」は、産業・経済・社会など人間生活の基盤となるインフラをつくり、維持・整備していく活動であり、コロナ禍にあっても生活に必要となる食料や水、物資、エネルギー、患者の輸送などを支えている道路や鉄道などさまざまなインフラの点検・補修を日ごろから行い、安全・安心で快適な生活を支えているのが土木技術者だ。
一方で、現代の日常において「なくてはならない」インフラは「あって当たり前」になって、生活を陰で支えていることへの人々の意識は薄れているのではないか。こうした問題意識から、同協会では幅広い世代に愛されている伝統芸能である落語に着目。小きん師匠の快諾を得て、協会広報専門委員会メンバーとの協働によって創作落語『水屋の夢』をつくり込んだ。
同協会のユーチューブでは、現在メイキングCMと「土木×落語」制作に関するエピソード対談を掲載。この中で小きん師匠は「建設コンサルタントの皆さんと二人三脚ならぬ駅伝のように知識をいただきながら創作した」と振り返りつつ、「これまでほとんど知らなかった土木を勉強させてもらうことで身近なもの、わたしたちの暮らしの土台が土木の力であることに気付くことができた。土台をつくるのは人間の力。土木に情熱を持って人の見えないところで尽力している素晴らしい人たちがいる。その事実を1人でも多くの人に知ってもらいたい」と思いを語っている。
土木落語プロジェクトユーチューブチャンネルは(https://www.youtube.com/channel/UC_BWJpmuP_gxKP2Phl5xf4A)。
残り50%掲載日: 2021年3月15日 | presented by 建設通信新聞