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山下PMCのb-platform あらゆる情報を一元管理/建物経営と運営効率化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>山下PMCは、建物のあらゆる情報を写真にひも付けて一元管理するクラウド型プラットフォームサービスを4月1日から始める。業界で初めて360度写真を活用した直感的なインターフェースを採用し、建物情報を効率的に集約するとともに、収集した情報をより健全な建物経営や新事業の戦略立案に有効活用できる。
専門家以外も情報共有できるのが特徴で、17日に都内で会見した同社の川原秀仁社長は「専門的で煩わしい情報全般を事業者やユーザーにわかりやすく使いやすく開放するサービスとなる」と述べた。2、3年で2000棟の登録を目指す。
施設の価値を最大化させるため、情報を「あつめて」「つなげて」「活用する」をコンセプトに開発したのは「b-platform」(ビー・プラットフォーム)。許認可申請、図面、コスト情報、改修履歴、不具合情報、定期報告など長期間にわたって積み重ねられる大量の図面や資料のデータを写真とひも付けて一元管理することで、情報収集や管理の負荷を削減できる。新築、既存建物の双方に対応する。
建物に関するさまざまな情報が分断され、企業の資産として有効活用されていなかったことから、これまでにない新たな仕組みとして構築した。
写真をインターフェースとすることで、リモートワークの環境下でも臨場感のあるタイムリーな情報共有ができる。また、チャット機能やステイタス管理機能、報告書作成機能なども搭載しており、コミュニケーションの深化、業務効率の向上に役立つ。
BIMやデジタルツインとの連携も可能で、川原社長は、「BIMの中に取り込まれない契約書などの情報も取り込むことができる」と説明した。
「タイムトラベル機能」もあり、過去の情報にも素早くアクセスできる。日々の建物運営情報などをデータベースとして蓄積し、関係者が共有することで迅速な情報分析を可能とし、経営判断のスピードアップに貢献する。
プラン料金(月額、いずれも税別)は、ライトプラン(最小契約施設数は1施設)が5万円(初期登録費用は税別20万円)、スタンダードプラン(同4施設)が1施設当たり2万5000円(同50万円)を予定。ともにデータ保存容量は1施設当たり50ギガバイト。施設数、データ保存容量が無制限のエンタプライズプランもある。
残り50%掲載日: 2021年3月18日 | presented by 建設通信新聞