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カードリーダー設置加速/CCUS調査結果登録と両輪で推進/日空衛
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本空調衛生工事業協会(長谷川勉会長)は17日、建設キャリアアップシステム(CCUS)の加入状況調査結果をまとめた。回答した企業の元請現場でのカードリーダー設置数は、3103件のうち5%の146件にとどまった。同日の理事会・諮問委員会合同会議後に記者会見した長谷川会長は「カードリーダー設置現場数が思っているより少ない印象だ。登録を済ませた技能者のモチベーションがアップしない」と述べた上で、「技能者登録とともに会員企業元請現場でのカードリーダー設置に力を入れたい」とし、技能者登録の推進と両輪で取り組む考えを強調した。
調査は1月から2月にかけて実施。会員企業94社のうち45%の42社が回答し、41社が事業者登録済み。回答企業の協力会社3万2280社(重複あり)のうち、事業者登録済みは34%、登録手続き中が7%。協力会社の技能者約19万1000人の41%に当たる約7万8600人(同)は技能者登録を済ませていた。
完工高500億円以上の会員企業の回答率が高く、同10億円未満の回答は3社にとどまった。建設業振興基金が調べた日空衛会員企業の事業者登録は77社で登録率は8割を超えている。会員企業が元請現場に設置したカードリーダーは、2020年12月1日時点で稼働中の現場で社員(技術者)が常駐している現場数。設置率が低いのは、小規模の現場や改修工事現場での設置が困難だと推測している。
日空衛はCCUS利用促進に向け、会員企業の事業者と技能者の登録数や現場へのカードリーダー設置数などの目標を早期に設定するよう検討を進めている。
残り50%掲載日: 2021年3月18日 | presented by 建設通信新聞